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岐阜市民会館 GIFU CITY CULTURE CENTER

主催事業

第402回市民の劇場
松竹大歌舞伎〈西コース〉

主催事業

日時:2023年9月18日(月・祝)
【 昼の部 】開演 12:30 【夕方の部】開演 16:30

松竹大歌舞伎〈西コース〉

会場:
岐阜市民会館 大ホール

中村鴈治郎が、上方歌舞伎の代表的な名跡である中村鴈治郎家のお家芸「玩辞楼十二曲」のひとつに数えあげられる名作「土屋主税」をお届けます。 

 

 

【チケット】  全指定席 *税込

  

  A  席:7,000円(学チケA席:3,500円)

 

  B  席:6,000円(学チケB席:3,000円)

  

  C  席:4,000円(学チケC席:2,000円)

 

  車イス席:6,000円(学チケ車いす席:3,000円)

 

  *学チケ(25歳以下の学生対象)
  *未就学児の入場はできません。
  *車いす席のチケットは、岐阜市民会館でお取り扱いします。   

 

 

―プレイガイド―

 

  岐阜市民会館   (TEL:058-262-8111)

 

  岐阜市文化センター(TEL:058-262-6200)

 

  チケットぴあ     (Pコード 518-560)

 

  ローソンチケット   (Lコード 45026)

 

 

 

特別電話予約

  〇令和5年7月2日(日)

  (受付時間:午前10時~午後4時)

 

特別電話予約番号 TEL058-262-8112

 

 

特別電話予約は混雑が見込まれます。ご了承ください。

      

  

チケットぴあローソンチケット 

  〇令和5年7月2日(日)~

 

    ※9月10日(日)まで販売予定

 

  チケットぴあ     (Pコード 518-560)

   ※セブンイレブンでの購入が可能です。

 

      ローソンチケット   (Lコード 45026)

   ※ローソンで購入できます。

 

  ※ぴあ、ローチケでの、ご購入は別途手数料がかかります。

  

 

 

窓口販売・チケット受取・通常電話予約

  〇令和5年7月3日(月)午前9時~

 

  岐阜市民会館   (TEL:058-262-8111)

    岐阜市文化センター(TEL:058-262-6200)

 


 

 

イヤホンガイド貸出(有料)

 

当日は歌舞伎のあらすじ・みどころを解説する音声ガイドの貸し出しをいたします。(予約不要です)

 


 

 

※マスクの着用については、個人の判断によるものとします。

※発熱や体調不良時には、来館や来場をお控えください。

※収容率100%のお席で販売いたします。

※チケットの申込・購入後の変更・キャンセル・払い戻しはできません。

 (新型コロナウイルス感染症の影響に伴う場合も含む)

 

 


 

 

  • 演目

    演目

  • 中村鴈治郎

    中村鴈治郎

 


 

あらすじとみどころ

 

■土屋主税

 

土屋主税    中村 鴈治郎
大高源吾    中村 亀 鶴
お      園    上村 吉太朗
西川頼母    中村 寿治郎
晋  其  角   嵐  橘三郎

 

 赤穂浪士の一人である大高源吾が、西国の大名家へ仕官することが決まったと俳諧師の其角の家に別れの挨拶にやって来ます。其角は餞別として「年の瀬や水の流れも人の身も」という句を贈り、源吾はそれに「あした待たるるその宝船」と附け句をしてその場を立ち去ります。其角は、源吾が附けた下句は仕官を喜んだ句であると考え、亡君への恩を忘れたのかと源吾の変節に立腹しますが、この一件を聞いた土屋主税は、討ち入りを暗示した句であると読み解きます。やがて隣家の吉良邸内から刃を交える音が聞こえてくると、主税は喜び、要所に高張提灯を灯させて、陰ながら浪士たちを援助するのでした。
 明治四十(一九〇七)年十月に大阪の角座で初演された、渡辺霞亭作の忠臣蔵の外伝物。俳諧を巧みに織り交ぜながら、討ち入りを待ち望む主税の心情を描いた、上方歌舞伎の代表的な名跡である中村鴈治郎家のお家芸「玩辞楼十二曲」の一つに数えられる名作です。

 

 


■汐汲

 

蜑女苅藻   上村 吉弥
此  兵  衛  中村 亀鶴

 

 時は平安時代。帝の逆鱗に触れ、須磨に流された在原行平は、松風と村雨という姉妹の蜑女(あま)を寵愛し、帝に罪を赦され都へ戻る際に自らの烏帽子と狩衣を形見として与えました。その浜辺にやって来た蜑女の苅藻(みるめ)は、汐汲桶に映る月影に、会うことの叶わない恋人への思いを馳せて舞を舞い始めます。そこへ、苅藻に思いを寄せる漁師の此兵衛が現れますが、苅藻は此兵衛をあしらいながら去っていくのでした。
 女方の舞踊の中でも屈指の人気曲のひとつであるこの作品は、在原行平が土地の蜑女と歌を交わしたという説話を基に、「古今和歌集」の行平が詠んだ短歌などが影響を及ぼして生まれた謡曲の「松風」が題材になっています。松風は幽玄能の中でも屈指の名作で、歌舞伎や浄瑠璃に大きな影響を与え、それらの作品の素材ともなりました。今回の『汐汲』もそのひとつで、苅藻の悲しくもまた初心な恋心や、此兵衛との駆け引きを舞踊仕立てで描き出しています。古風な情緒溢れる歌舞伎舞踊をじっくりとお楽しみください。